[台中] 秋山堂 – 国立美術館の敷地内で癒しの台湾茶
訪問時期:2018年5月
1泊2日で台中&少しだけ台北寄り道の弾丸旅の全日程はこちらの記事内で見られます。
どんなに弾丸旅でも台湾茶タイムは欠かせない
私が台湾を好きな理由のひとつが、台湾茶。
お茶の味もそうですが、お店で自分たちでお茶を淹れながら、まったり過ごす時間が大好きなんです。そのため、どんなに日程がきっちり詰まっている時も、茶藝館でお茶をする時間を作るようにしています。
家に茶器セットも持ってるし、茶葉を買って帰って、日本で同じようにお茶を試みたこともありますが、残念ながら全く違いました。
やはりこの台湾茶タイムは、日常から離れて台湾へ来た時しか味わえないですね。
国立台湾美術館の敷地内にある茶藝館
台中でお茶する場所を探す
今回の旅が初めての台中。台北だったら、猫空まで足を延ばしたり、永康街あたりの茶藝館へ行こうかなと、すぐに思いつきますが、台中は右も左も分かりません。
まずは、いつもお店を探すときのようにネット検索から始まりました。
その結果見つけたのが、秋山堂。
タピオカミルクティーを生み出した春水堂が運営している茶藝館です。ウェブサイトを見る限りは、とても素敵な雰囲気です。
洗練された空間ではなく、自然の中でお茶をしたいならこちらがおすすめ
美術館の公園内の茶藝館
秋山堂は、国立台湾美術館の敷地内にあります。
美術館の建物の前には公園が広がっていて、大きな通り沿いなのに、そんなに騒がしくありません。ちなみに、時間の都合で美術館へは入っていません。
その公園を奥の方へ進んで行くと、秋山堂へ下りる階段があります。同じ場所には春水堂も。秋山堂の入口は、春水堂の店内にあります。気分次第では、春水堂でお茶をすることもできますね。
秋山堂でのお茶の注文の仕方
一般的な茶藝館と同様、茶葉代の他に茶水代(お湯代)がかかるシステムです。茶葉は持ち込みもOKだそうです。
英語ができる店員さんもいて、席に着く前にシステムも説明してくれました。確かに、外国人にはあまり馴染みがないシステムなので、初めに説明してくれるのはとても親切です。
日本語のメニューはありますが、私が訪れた時は日本語が話せる店員さんはいませんでした。
茶葉はお手頃(と言っても他よりお高め)なものから、高級なものまでありました。茶藝館の茶葉は1回分ではない場合がほとんどです。余った茶葉は持ち帰ることができます。こちらでは、お持ち帰り分は袋を密封し箱に入れてくれました。
茶水代は1人140TWD。茶葉持ち込みの場合は240TWDです。
私が選んだのは金萱茶、30g入りで200TWD。何年も前のこと、台北のとある茶藝館でおすすめされて一目惚れならぬ、一口惚れ。それ以来、大好きなお茶です。飲む前にほんのりバターのような香りがします。味はバターとは程遠く、とてもあっさり。
喧騒から逃れてお茶できる場所
秋山堂の店内は、とても癒される雰囲気。窓側の席は、隣との間に仕切りがあり、他のグループが気になることもありません。窓からの光も手伝って、本当に寛いでゆったりできる空間です。私が訪れた時は、おひとりさまの女性が2人、お茶の時間を楽しんでいました。
誰かとお茶をしながらゆっくりおしゃべりしてもいいし、1人でお茶を味わいながら考えごとなどするのもいいですね。
台中で台湾茶を楽しみたいなら、ぜひオススメしたいお店です。
秋山堂 (Chiou Shan Tang)
台中市西區五權西路一段2號B1
營業時間 11:00-22:00
https://www.chioushan.com/