弾丸旅の必需品ネット環境、ポケットWiFiかプリペイドSIMどっちがいい?
昨年の4回の旅でも、今回の旅でも、インターネットに常時接続できる環境を作っていました。
日本の普段の生活だと、何か調べようと思ったら、すぐにネット検索というのが当たり前になっています。しかし、海外ではその環境は予め用意はされていませんね。
弾丸旅をするなら、もちろん弾丸じゃないとしても、いつでも使えるネット環境があると非常に便利です。無駄に時間ロスをしたりすることも減ります。
この記事の目次
旅先でもネットを使うために欠かせないもの
日本出発前(2つ目は現地到着後すぐにという場合も)にこの2つは準備していきましょう。
- スマホ
- ポケットWiFiまたは現地キャリアのSIMカード
現地キャリアのSIMカードを使う場合は、SIMロック解除されたスマホが必要です。わからない場合は、契約している携帯キャリアに確認しましょう。
ポケットWiFiと現地キャリアのSIMどっちがいい?
私は両方とも利用したことがありますが、それぞれ良い点、不便な点があります。
ポケットWiFi
昨年の3回のアジア旅(香港/香港&マカオ/ソウル&釜山)では、3回ともポケットWiFiをレンタルしました。
良い点
- 設定が簡単。
- 設定方法などの日本語マニュアルがある。
- 日本で受取りと返却ができるので、現地での時間を節約できる。
- 何ヶ国か周遊の場合、行く国に全て対応しているものを選べば、1台で済む。
不便な点
- とにかくかさばるし、重い。
- 充電が切れるのが早いので、携帯バッテリーも必要。さらに重くなる。
ちなみに私が利用したポケットWiFiはこちら。全く不自由なく使えました。
現地キャリアのSIM
昨年2月のフランスと、今年の台湾では現地キャリアのSIMを購入しました。
ちなみに、フランスでは必ず現地キャリアのSIMを利用しています。他のヨーロッパ諸国でも、接続環境は多少悪くなりますが、ローミングで使えます。
良い点
- 設定さえ済めば、スマホのみ持ち歩くだけ。
- 期間が長い場合は、ポケットWiFiより料金が安い。
不便な点
- 慣れていないと設定に戸惑うこともある。
- 基本的に現地へ着いてからの手続きになるため、少し時間を取られる。
- アジア周遊の場合は、国が変わるとSIMも変えなければいけない。
どちらがいいかは一概には決められません。
しかし、私はこのように使い分けています。私の最近のメインの旅先がアジアかフランスのため、他の方面のケースは書いていません。
アジア
- 1ヶ国=現地キャリアのSIM
- 複数国=ポケットWiFi
ただし、どうしても時間を節約したい時、荷物が増えても気にならない時は、1ヶ国のみでもポケットWiFiを利用します。
フランス
- 必ず現地キャリアのSIM
フランスでは、Free MoblieのSIMが安くておすすめ
フランスでは毎回、Free MobileというキャリアのSIMを利用しています。旅行者専用ではないのですが、購入時に、自動更新するかどうかを選べます。自動更新しないにすれば、プリペイドSIMと同じです。
プランは、1ヶ月2ユーロまたは19.99ユーロです。SIMカード代として別途10ユーロが必要です。
2ユーロのプランは、料金は魅力的ですが、インターネットが50MB/月までしか使えません。普通にネットを使う予定なら19.99ユーロプランがいいでしょう。19.99ユーロプランは4G対応で100GB/月です。
残念ながら、空港では購入できません。市内のFree Mobileのショップへ行くか、Free Mobileのキオスク(SIM自動販売機)での購入になります。ちなみにショップでの購入の場合も、基本的には店員が対面販売するのではなく、ショップ内にあるキオスクで購入します。(一部ショップでは対面販売の場合もあるようです。)
購入できる場所はこちらで検索できます。「ville ou code postale」の右に、都市名か郵便番号を入れて検索します。
mobile.free.fr/couverture/borne_interactive.html
Free Mobile(フランス語)
台湾の現地キャリアSIMならコレ
なんだか宣伝っぽいタイトルになりましたが、今回、中華電信のプリペイドSIMを利用してとても便利だったので、ぜひおススメしたいです。日本にいる時と変わらない感覚でネットを使えました。ちなみに、日本では楽天モバイルを利用しています。速度などで不自由したことはありません。
利用方法も簡単でした。
1. 出発前にkkdayで予約&支払い
台湾のキャリア中華電信のSIMを、kkdayのサイトから事前予約&支払いしていきました。
サイトはこちら
中華電信 4GプリペイドSIMカード/ネット使い放題(各空港受取)
3日間と5日間は、いずれも約1000円でした。
2. 桃園国際空港でSIM受取り
入国審査&税関を通過後の到着フロアで受け取ります。第1ターミナルなら、出て右手の突き当たりです。
ここでバウチャーとパスポートを提示し、書面に何ヶ所かサインすると、SIMを受け取れます。
3. 設定をする
SIMカードを入れ替えます。貸し出し用SIMピンがカウンターにあるので、その場で設定までしてしまうといいでしょう。
電話は自動で電波が繋がりましたが、インターネットはAPN(アクセスポイント名)の設定のためにちょっとした操作が必要でした。楽天モバイルなどのMVNO(格安SIM)を使っている場合のみ設定が必要なようです。
設定といっても、日本で使っているMVNOのプロファイルを削除するだけ。
iPhoneの場合の手順は、
- 「設定」→「一般」→「プロファイル」
- 該当のプロファイルを選んで「削除」
以上です。
無事にネットにも繋がりました。
こちらも一度利用したことがあります。各社、キャンペーンをしていることもあるので、いろいろ比較してみるといいでしょう。