フランス旅行,  旅の準備

フランス国内を安く移動するなら高速バスがおすすめ

フランスでの移動、同じ街の中なら地下鉄やトラム、バスまたは徒歩など、手軽で料金も安いのですが、中距離〜長距離となると利用する交通機関によってかなり差が出てきます。料金や所要時間を考慮して、どの交通機関を利用するか決めるといいでしょう。

この記事では、最近、私自身も頻繁に利用している高速バスについてお話ししようと思います。

とにかく料金重視なら高速バス!

日本でも安い長距離移動と言えば高速バスが定番ですね。フランスでもここ数年で、高速バスの路線や運行会社が増え、とても便利になりました。はじめての利用だと戸惑うかもしれませんが、実はとても簡単なので、ぜひ有効活用してみてくださいね。

安いと一口に言っても、いったいどのくらい安いのでしょうか。料金は利用日や路線、予約のタイミングにより大きく変動しますが、例えば私が数日前に利用したリヨン〜パリの往復はたった9,9ユーロでした。片道ではなく往復でですよ!この料金は特別に安かったのですが、この路線は通常でも片道15〜20ユーロで利用できる場合が多いです。

ちなみにパリ〜リヨンの高速列車TGVは、おそらくビジネス客利用が多いためか、特に平日はあまり安い料金が出ていることはありません。ただしTGVなら所要時間は約2時間、高速バスだと早くて約6時間です。時間がない場合はTGVの利用がおすすめです。

おすすめのバス会社

複数のバス会社がフランス国内路線や近隣の国との路線を運行していますが、私がよく利用するのが、FlixBusとOUIBUSです。

最も路線が充実しているのがFlixBusで、観光で行くような街であれば、ほぼ運行していると言ってもいいでしょう。ただし、予約する前に注意してほしい点があるので、後ほどご紹介する注意点についても読んでくださいね。

また、OUIBUSはフランス国鉄SNCFグループのバス会社です。日本でいうならJRバスのようなイメージですね。OUIBUSも主要な都市間の路線は充実していますので、私は料金や時間によって使い分けています。

後ほど予約方法をご紹介する際に、簡単に料金比較ができる方法についてもお話をしますのでお見逃しなく。

フランスの高速バス、料金以外のメリット

意外と快適な車内

バスでの移動は、一部の路線を除いて電車より長時間になります。そのため、車内が快適かどうかというのは重要なポイントですね。

私の個人的な感想では、意外と快適に過ごすことができます。シートは日本の観光バスと比べると若干幅が広く、隣に大きな方が座らない限りは十分なスペースがあります。

また、一般的におしゃべり好きなフランス人ですが、バスの車内は比較的静かです。というのも、寝ている人が多いからです。今のところ、うるさくて不快だったということは一度もありません。

Wi-Fiと電源完備

どのバス会社でも、基本的にWi-Fiと充電用の電源が完備されています。コンセントのプラグはフランス仕様のCタイプのみです。車種によってはUSBで充電できることもありますが、乗車するまでは分かりませんので、アダプターは持参したほうが安心です。

Wi-Fiの方はというと、いかにもフランスらしく接続環境は決して安定しているとは言えません。繋がらない場合は、少し時間をおいて試してみてくださいね。過去に一度だけ全く使えなかったことがありますが、それ以外は少し待てば使えるようになりました。

車窓からフランスの田舎の景色を楽しめる

私がバスの旅で一番楽しみにしているのが、車窓の風景です。電車でも同じようなルートを通りますが、実はTGVだと速度が早すぎて景色はあまり楽しめないんです。その点バスのスピードだと、フランスの田舎の風景をのんびりと楽しむことができますよ。絵本の中に入り込んだような風景や、牛や馬がのんびりと歩いている姿など、街中では見られない景色を見ることができます。

運転手が個性豊か過ぎる

バスの旅で密かに楽しみにしているのが、個性豊かな運転手さんです。例えば、先日利用したバスの運転手さんは到着時にこんな挨拶をしてくれました。「間もなくパリ・ベルシー駅に到着します。みなさんとてもいい子にしていましたね。私はとてもうれしかったよ〜。よい1日を。」

少しフランス語が分かる方は、ぜひ運転手さんの個性も楽しんでみてくださいね。日本だったらクレームが出そうなくらいな運転手さんもいたり、これもフランスならではです。

フランスの高速バス利用時の注意点

予約前に必ず停留所の場所をチェック!

安くて便利な高速バスですが、予約前に必ず停留所の場所をチェックするようにすることをお勧めします。

というのも、停留所は必ずしも街中にあるとは限らないからです。その路線の出発地と最終目的地は街中の駅の近くであることがほとんどですが、途中の停留所は高速道路のパーキングの場合が多くあります。

いくら安くても高速道路の途中で下ろされては、そこから街中まで行くのは困難ですよね。見知らぬ土地でヒッチハイクするなんてことにならないため、停留所の場所をGoogle Mapsなどでチェックするようにしましょう。

運転手からのアナウンスはフランス語のみ

フランスの高速バスを利用する際にもう一つ注意してほしいのが、運転手からのアナウンスはフランス語のみということです。長時間の路線の場合、途中で30分〜1時間ほどの休憩があります。休憩後の発車時間のアナウンスも、当然フランス語となります。

ただ、運転手も数字程度の英語は話せることがほとんどですし、乗客の中に1人も英語が話せる人がいないということはまずありません。フランス語が分からない場合は、周りの人に確認するようにするといいでしょう。ここはフランス、集合時間にバスに乗っていなかったら置いていかれても自己責任となりますので十分注意してくださいね。

フランスの高速バスの予約方法

フランスの高速バスの予約は、インターネットからすることになります。方法は2つで、料金比較サイトから予約するか、またはバス会社のウェブサイトから直接予約するかのどちらかとなります。

高速バス予約比較サイトからの予約

初めて高速バスを利用する場合や、利用したい路線にどの会社が運行しているか分からない場合は、高速バス予約比較サイトが便利です。私が利用しているのは、ComparaBUSというサイトで、フランスだけでなく他のヨーロッパの国の高速バスも検索&予約ができます。

使い方はシンプルで、トップ画面に検索ツールが表示されるので、ここに出発地と目的地、利用日を入れて検索するだけです。

検索結果はこのように表示されます。この例は英語ページで検索したため、料金はポンド表示になっていますが、フランス語画面ではユーロ表示となります。利用する便を選ぶとバス会社のWebサイトへリダイレクトされるので、あとは指示に従って進んでいくだけです。チケットはメールで送られてくるので、それをプリントアウトして乗車時に運転手に見せればOKです。

高速バス予約比較サイト「ComparaBUS」(英語)
https://www.comparabus.com/en-gb/

バス会社のウェブサイトで予約

利用するバス会社が決まっている場合は、直接バス会社のウェブサイトへアクセスして検索&予約をします。要領はComparaBUSの場合と同様で、検索ツールに出発地と目的地、利用日を入れて検索します。

ちなみに各バス会社のスマホアプリもあるので、何度か利用する予定があればアプリをダウンロードするととても便利ですよ。検索&予約からチケットの購入までアプリ内ででき、さらにチケットを印刷する必要もありません。アプリ内のQRコードを見せれば乗車することができます。

FlixBus
https://global.flixbus.com/

OUIBUS
https://www.ouibus.com/

高速バスはパリ以外のフランスを安く旅したい人に、ぴったりの移動手段です。まだ利用したことがない人は、ぜひ一度試してみてくださいね。便利さが実感できることと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください