[タビナカの旅] 大きな荷物は持ち歩かず預けよう
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街を散策するときは身軽に
タビナカの旅のメリットのひとつとして、身軽に動けるということがあります。大きなスーツケースはメインの滞在先に置いて出かけることができるです。それでも、1週間くらいのタビナカの旅となると、バックパックに詰め込んでも重くなります。もちろん大きなスーツケースほどではありませんが。せっかく身軽に旅に出たので、散策も身軽にできるよう工夫した方がいいですね。
その他のタビナカの旅のメリットについては、こちらの記事に書いています。
荷物を預ける方法3選
宿泊するホテルに預ける
鉄道の旅をするときは、たいてい駅の近くに泊まるようにしています。そうすればホテルに大きい荷物を置いて動けるからです。どうせまた駅から電車に乗りますしね。
チェックイン前でも、その日宿泊するなら先に荷物は預かってくれます。チェックアウト後も、もちろん預けられます。駅の近くなら、荷物を受け取ってそのまま駅へ向かえるので楽です。
ただし、大きな鉄道駅の周辺は治安が悪いことも珍しくありません。知らない街のホテルを予約をするときは、予約サイトで必ず口コミをチェックしています。
最近よく利用するのは大手ホテル予約サイトのBooking.comです。選択肢が多いのが魅力です。普通のホテル以外にも、ゲストハウスや個人家主の短期貸物件なども予約可。予算を抑えた旅にしたいときにはとても助かります。現地払いなのも安心。
予約するときは、いくつかのサイトで検索して比較するといいでしょう。
ホテル探しにはこちらの比較サイトもおすすめです。
鉄道の駅で預ける
大きな駅だと、荷物預かり所があります。有料ですが、重いバックパックを背負って歩き回ることを考えると利用する価値はありますね。
フランス国内では、以下の駅に預かり所があります。(2022年3月現在)
参照:SNCF Gares & Connexions
- Paris Gare d’Austerlitz
- Paris Gare de l’Est
- Paris Gare de Lyon
- Paris Gare Montparnasse
- Paris Gare du Nord
- Marne-la-Vallée Chessy
- Lyon Part-Dieu
- Strasbourg
- Marseille Saint-Charles
- Cannes
- Montpellier Saint-Roch
- Toulouse
- Bordeaux Saint-Jean
- Lille-Europe
- Dijon
- Nice
荷物預かり所はフランス語でconsigneです。「consigness」と書いてあるサインを探して場所を見つけましょう。
24時間までの料金は基本的に以下の通り。(2022年3月現在)ただし、Lille-EuropeとDijon、Niceは料金体系が異なるようです。
- 小サイズ 5.50ユーロ
- 中サイズ 7.50ユーロ
- 大サイズ 9.50ユーロ
*24時間を過ぎると、次の24時間分の料金が加算されます。(最長3日まで)
駅により、サイズの規定や営業時間が異なります。事前に詳細を調べたい場合は、SNCFのウェブサイトで確認しましょう。調べ方も説明しておきますね。
まずはSNCFの駅情報サイトGares & Connexionsへアクセス
調べたい駅名を、CHERCHER UNE GAREの下の検索ウィンドウに入れる。Bordeauxで試してみます。
ページの下の方に行くと「consignes automatiques」または「consignes manuelles」のアイコンがあるので、それをクリック。「consignes automatiques」はコインロッカー、「consignes manuelles」は有人の荷物預かり所です。
営業時間が出てきます。平日なら上の「HORAIRES」、祝日は「HORAIRES JOURS FÉRIÉS」です。
フランスの祝日はこちらのサイトに載っていました。Pacques(イースター)など、年によって日が変わる祝日もあります。
https://www.joursfériés.fr
料金を調べるには、Consignes automatiques (またはmanuelles)をクリック。サイズと料金の案内があります。
その他の場所に預ける
Nannybag というサイトで、荷物を預けられる場所を探すことができます。料金は1個につき6ユーロ。利用料には、荷物の保険も入っています。
探し方は簡単で、都市名、預ける日時、引き取る日時、個数を入れて検索するだけ。希望の期間に預かってくれる所が地図上に表示されます。預かってくれるのは、このサイトのパートナーとして登録しているホテルやお店などの施設です。
パリが本部ですが、フランス以外にも、他のヨーロッパの主要都市でもサービスを展開しています。私はまだ利用したことがないのですが、宿泊するホテルや駅で預けられない時に一度利用してみようと思います。
Nannybag(英語)
https://www.nannybag.com/en
貴重な滞在時間。重い荷物のせいで疲れて休憩ばかりということにならないよう、身軽になる努力と多少の出費は惜しまないことが、旅を楽しむコツでもあります。