台中のバスは重度の方向音痴な私でも利用でき、しかも運賃無料
訪問時期:2018年5月
この記事の目次
台中での公共移動手段はバス
台中には、台北のようなMRT(地下鉄)がありません。ヨーロッパの都市でよく見るトラムも無いのです。
公共交通機関はバスのみです。
慣れない街でバスに乗るのはハードルが高いことが多いですね。しかし台中のバスは、あるモノを利用したら、重度の方向音痴な私にも乗りこなすことが出来ました。
台中での私のバス利用方法
勘にまかせて歩くと、100%の確率で迷子になるほどの方向音痴な私。台中に行くと決めたはいいけど、地下鉄もトラムもないと分かった時には一瞬凍りつきました。
しかし、実際に乗ってみたら全然大丈夫。地元の人たちに混ざっての移動がむしろ楽しく感じました。
さて、私のバス利用方法はこんな感じ。同じように方向音痴な方はぜひ試してみてください。
0. 用意しておくもの
- Googleマップ(またはルート検索ができる地図アプリ)
- 常時インターネット接続ができる環境(プリペイドSIMやポケットWiFiなど)
インターネット接続ができる環境の準備についてはこちらをどうぞ
1. Googleマップで利用する路線を探す
Googleマップのルート検索で、出発地と目的地の間のルートを検索します。
上が出発地、下が目的地です。出発地はデフォルトでは現在地になっています。今から乗るならそのまま検索、特定の区間を調べるなら出発地を入力します。
(説明のために検索したiPhoneのスクリーンショットです。アンドロイドの場合は違う点があるかもしれません。)
左から2つ目の電車アイコンをタッチすると、バスでのルートが表示されます。
利用したいルートをタッチ。四角で囲まれた数字がバスの番号です。
乗り場を探すには、地図の部分をタッチして拡大してみます。点線は徒歩区間、実線がバス区間です。点線が実線に変わる地点がバス乗り場ですね。
道に立っているバス停のパネルに番号が書いてあるので、それを探します。
2. バスが来たら運転手に合図
自分の乗るバスが見えたら、手を横に出して乗る意思表示をします。(これ重要!)
バス停に立っているだけだと通過されてしまいます。慣れてない日本人は、ちょっと大げさかなと思うくらいの合図をするのがちょうどいいですね。
ちなみに、地元の人たちは車道へ下りて運転手に合図していました。
3. バス車内でも現在地を確認
乗るバス停と降りるバス停の間にあるバス停の数が書かれた部分をタッチすると、途中で通過するバス停のリストが表示されます。
車内では、中国語と英語2ヶ国語でのアナウンスと電光表示があります。これと照らし合わせれば、自分が今どの辺りまで来たのか、もうすぐ降りなければいけないのかが分かりますね。
ちなみにルートマップの方には、自分の現在地も表示されますので、こちらでも確認できます。地図アプリなのであまりないとは思いますが、GPS機能をオフにしていると使えませんので、注意してくださいね。
台中のバスは近距離なら、なんと無料!
先ほど見たGoogleマップのルート検索の結果にも表示されるのですが、運賃が「無料」となっています。
台中のバスは、10km以内の近距離の乗車なら、なんと無料らしいです。(悠遊カードを持っていることが条件のようです。)乗車時と降車時に、それぞれ悠遊カードを読み取り機にかざします。
念のため後で確認しましたが、残額は減っていませんでした。本当に「無料」です。
地元民に混ざってローカル気分を味わえ、さらに無料。台中へ行ったらのんびりとバス移動もしてみましょう。