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フランス滞在許可証 – 学生ビザの更新(1) Récépissé d’été
この記事の目次
滞在許可証の更新
【この記事】▼フランス滞在許可証 – 学生ビザの更新(1) Récépissé d’été
▼フランス滞在許可証 – 学生ビザの更新(2)Récépissé d’été取得後の手続き
▼フランス滞在許可証 – 学生ビザの更新(3)Préfectureでの申請
▼フランス滞在許可証 – 学生ビザの更新(4)滞在許可証の受取り
9月の頭でフランスへ来てから1年。2年の大学院留学でも、日本で発行された学生ビザは1年間有効なため、更新の必要があります。先日、更新の手続きに取り掛かり始めたので、記録として残しておこうと思います。リヨンでの学生のケースになりますが、同じ状況の方のお役に立てば嬉しいです。
滞在許可証の更新は、期限が切れる2ヶ月前から手続き可能になります。早めに手続きしたくても、それ以前には受け付けてもらえません。私の滞在許可は9月3日までなので、7月3日から手続きが出来るということになります。
期限が切れる前に申請を開始すれば問題はないのですが、何が起こるかわからないフランス。できる限り早く手続きする方が安心です。
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書類が全て揃っていない場合
できるだけ早くと言っても、書類が全て揃わないことには、申請に行っても基本的には受け付けしてもらえません。
私立の語学学校の場合はよほど問題ありませんが、大学留学の場合はかなりの確率で、申請したい時点で書類は揃いません。ほとんどの方は9月からの新学期に合わせて渡仏、つまり私と同じようなタイミングでの更新になるかと思いますが、そんな状況の人のためにRécépissé d’étéというものが用意されています。申請については後ほどお話します。
私の場合も、大学の事務から発行してもらう登録証明書(Attestation scolaire)が間に合いませんでした。大学の事務は7月中旬くらいから8月下旬まで夏季休暇に入るため、早くて8月下旬、もしかしたら現在の滞在許可証の期限が切れる前に発行されないかもしれません。それを待つのは少し不安なので、Récépissé d’étéを申請することにしました。
しかも7月1日から8月下旬まで、ニースでスタージュをしているため、3日間だけ休暇をもらい、そのためだけにリヨンへ一時帰宅しました。
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Récépissé d’étéの申請
Récépissé d’étéの申請も、滞在許可証更新の申請と同じく、期限が切れる2ヶ月前からできます。
必要な書類(詳しくは下記を参照)を揃えて、Préfectureへ出向きます。リヨンの場合、学生は予約が取れないため、朝早く行って並ぶことになります。
受付時間は9時から13時と大学の留学生担当の事務から情報をもらったため、8時半ころにPréfectureへ着くように出かけました。8時25分に着いた時点ですでに建物の周りには長蛇の列。後でわかったのですが、中には13時からの受付の用件で来ている人たちもいて、なぜかこんなに朝早くから並んでいたようです。
9時になると荷物検査をして建物内に入りましたが、そこから用件ごとに分かれてさらに並びます。1つ目の窓口で受付番号をもらえたのが、10時少し過ぎでした。
そしてその後さらに、受付番号が電子掲示板に表示されるまで待ちます。1時間以上待ってようやく呼ばれて窓口へ。こんなに待ったのに、手続きにかかった時間は5分ほどでした。レセピセをもらってPréfectureを出たのが11時半過ぎ。午前中ずっとこの手続きで潰れました。
なお、窓口の受付時間は13時までですが、受付番号の発行数に限りがあるため、遅くに行くと時間前でも受け付けてもらえません。私が帰る時点、11時半頃にはすでに限定数に達していましたので、朝一番に行くのが安心です。
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Récépissé d’étéの申請に必要な書類
Récépissé d’étéの申請に必要だった書類も参考までに書いておきます。これはリヨンの場合なので、他の場所だと異なる可能性もあります。また、同じリヨンでも来年になれば変更されているということもあるので、必ず最新の情報を確認してから出向くようにしてくださいね。
- パスポート原本
- パスポートの顔写真のページ見開きのコピー
- OFIIからのビザ有効化のスタンプのページの見開きのコピー
- 住居証明(発行から3ヶ月以内のもの)原本&コピー
- 出生証明書(戸籍抄本の法定翻訳または在仏日本領事館で発行してもらう出生証明書)原本&コピー
- 証明写真(3.5 x 4.5 cm / 白背景は不可、薄い青やグレーの背景)
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今後の手続き
Récépissé d’étéは、書類が揃っていない学生のための一時措置にすぎないので、書類が揃い次第、再度申請をする必要があります。
私も大学の登録証明書が手元に届き次第、再度申請にでかけることになりますが、続きは申請が終わったら書くことにします。
なおリヨンの場合、9月上旬から11月下旬の期間は、PréfectureではなくStudent Welcome Deskという学生専用の別窓口での申請になります。場所もPréféctureとは異なりますので、注意してくださいね。ちなみに今年からオンライン化されて手続き方法が変わりましたが、昨年までは学生ビザ1年目のビザ有効化の手続きもStudent Welcome Deskで行っていました。
Student Welcome Desk
住所:92, rue Pasteur 69007 Lyon
期間:2019年は9月3日から11月29日まで
受付時間:月〜金曜日 9時〜16時30分
https://m.facebook.com/studentswelcomedesk/
その後の手続きについてはこちらをどうぞ ↓
![Slow Voyage](https://i0.wp.com/slowvoyage.net/wp-content/uploads/2021/12/slowvoyage.jpg?w=960&ssl=1)
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