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ブリュッセル4時間の滞在でした6つのこと|ベルギー・リュクサンブール・フランス・イタリアを巡るタビナカの旅

ブリュッセル滞在は4時間

今回の旅の主要目的地に行くには、通らざるを得ないブリュッセル。しかも乗り換えをするのに、駅の移動もある。ということで、少し時間を取って散策することにしました。ブリュッセルへは3回目の訪問です。

このわずかな滞在時間で、こんなことをしました。

  1. ブリュッセル・ミディ駅での乗り換えで迷子になる。
  2. 蚤の市でガラクタを物色。
  3. 世界一美しい広場グランプラスを1周する。
  4. 老舗ワッフル&ビスケット専門店DANDOYでベルギーワッフルを食べる。
  5. ブリュッセルのシンボル?ジュリアン君に会う。
  6. ベルギー王室御用達のチョコレートを買う。

3番目から6番目は、ブリュッセルが初めてという方にもおすすめです。

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ブリュッセル・ミディ駅での乗り換えで迷子になる

タリスが到着するのは、Gare de Bruxelles-Midi(ブリュッセル・ミディ駅)です。街の中心などへ行くには、ここでメトロやプレメトロへ乗り換えをするのですが、その乗り場が非常にわかりづらいのです。重度の方向音痴の私は、1回目、2回目そして今回もまた迷子になりました。次に行くときも、間違いなく迷うでしょう。

bruxelles midi

行きたいのは、蚤の市が開かれている Place du Jeu de Balle の最寄り駅「Porte de Hal」まで。メトロの2号線・6号線またはプレメトロの3号線・4号線で、ミディ駅からたった1駅です。

乗り場へ自力でたどり着くのは無理だと早々にあきらめ、駅の係員に聞きました。
すると「Place du Jeu de Balle へ行くならバスの方がいい」とバス停への行き方を教えてくれるという始末。
「もう改札内に入ってるし、メトロで行きたいんだけど」と言うも、なぜか却下。行くのは私なんですけどね。しばらくさまよった後、奇跡的に乗り場にたどり着きました。

これから行く方の役に立てるよう、わかりやすく説明をしたい気持ちでいっぱいですが、未だに把握できておらず何一つ説明できません。わかりづらいということだけ伝われば、と思います。

ブリュッセル地下鉄
http://www.stib-mivb.be/
路線図はこちら

蚤の市でガラクタを物色

パリからのタリスの到着時刻は、8時47分。普通に街中へ行ってもすることがなさそうだし、どうしようかと考えていたところ、ミディ駅の近くの Place du Jeu de Balle で蚤の市が開かれているという情報を見つけました。

フランスの蚤の市は知ってるけど、ベルギーはどんなだろう。フランスと似てるのか、または違うのか。とても気になり、時間的にも都合がいいので行ってみることに。

蚤の市

先に書いたように、ミディ駅の中で散々さまよった後、無事に最寄り駅の「Porte de Hal」へ到着。ここからPlace du jeu de Balleまでは徒歩で約5分です。ルートはほぼまっすぐですが、もう迷いたくないので、Google Mapを頼りに歩きました。

想像していたのと同じような雰囲気の蚤の市。地面にシートを引いて、そこに商品を並べているお店が目立ちます。売っているものは全体的に食器系が多め。買う予定は全くても、ブロカント好きなら見ているだけでワクワクしてきますね。

バックパック1個での8日間の旅の初日ということもあり、素敵な出会いがあっても買うわけにはいきません。欲しくならないようにと心構えをして、でもじっくり見て回りました。

Place du Jeu de Balle
最寄り駅:メトロ・プレメトロ Porte de Hal または Hôtel des Monnaies

Marché aux Puces
毎朝6時~14時まで開催

世界一美しい広場グランプラスを1周

蚤の市を堪能した後は、街の中心部へ移動。またメトロに乗り、Bourse駅まで。数分歩くと世界一美しいといわれるGrand Place(グランプラス)に出ます。

グランプラス

ヴィクトル・ユゴーやジャン・コクトーもその美しさを称えたと言われています。まるで芸術作品のような市庁舎や王の家、ギルドハウスに囲まれた広場は、ユネスコの世界遺産にも登録されています。ちなみにギルドとは、中世にヨーロッパで発達した職業別の組合のこと。ここには様々なギルドの建物が残されているのです。

広さ的にはどこにでもありそうな規模の広場ですが、その建物などを外観だけでもひとつひとつ見てまわると、かなり見ごたえがあります。私も少し時間をかけて一周してみました。何をするでもなくただ建物を眺めるだけ。実は、過去2回の訪問時も全く同じことをしています。なぜだかそんな風に一周したい気分になる広場です。

この周辺には、レストランや老舗ショコラティエなどもたくさんあり、多くの人が集まります。そういった意味でも、街の中心的な広場と言えますね。「ブリュッセルに行くけど滞在時間はそんなにない」という場合も、この辺りを押さえておけば大丈夫です。

Grand Place
visit.brussels/fr/place/Grand-Place

老舗ワッフル&ビスケットの専門店DANDOYでベルギーワッフルを食べる

突然ですが、こちらのお店のウィンドウディスプレイが大好きで、お店の前を通るたびに立ち止まってしまいます。1829年創業の老舗ワッフル&ビスケット専門店です。ブリュッセル市内には6店舗、東京にも唯一の海外ショップがあります。

ベルギーワッフル

ウィンドウディスプレイが好きだと言いましたが、もちろんワッフルやビスケット、スペキュロスなどの商品も好きです。本店がグランプラスから小便小僧までの途中にありますが、そちらにはサロン・ド・テもあり、座ってゆっくりと味わうこともできます。暑い日には、アイスクリームもおすすめ。

今回は時間が早すぎてサロン・ド・テは開店前でした。そこで1階のバーカウンターのようなところで、ワッフルを頂くことに。写真を見るとクリームもたっぷりでボリュームがありそうに見えますが、ペロッと食べられました。

ところで、ベルギーワッフルと言っても2種類あるのはご存じでしょうか。
今回私がMAISON DANDOYで食べたのは、ブリュッセル風ワッフル。もう一つは日本でひと昔前に大流行したタイプで、リエージュ風ワッフルです。ベルギーワッフルというと、サクサク食感のリエージュ風を思い浮かべる日本人が多いのではないかと思います。ブリュッセル風はふわふわ食感で、軽い感じです。
ブリュッセルでも、もちろんリエージュ風ワッフルも売っているので、食べ比べてみるのも面白いかもしれませんね。

ベルギーワッフル

MAISON DANDOY
maisondandoy.com

ブリュッセルのシンボル?ジュリアン君に会う

美味しいワッフルでお腹と心を満たしたら、ブリュッセルに来たら欠かせない彼に会いに行きます。小便小僧のジュリアン君です。ベルギーでは、Manneken-Pisと呼ぶのが一般的だそうです。日本語に訳すと小便小僧です。

小便小僧

その小ささから、「世界三大がっかり」という嬉しくない称号も持っている彼ですが、やはり人気者です。グランプラスから、MAISON DANDOYの前を通って少し行くと、なんでもない道端に人が集まっています。そこに小便小僧のジュリアン君はいます。運悪く人が集まっていないと、気づかずに通り過ぎてしまうかもしれません。

日によって洋服を着ていることもありますが、この日は来ていませんでした。3回の訪問のうち、1回だけ洋服を着ていました。着ている日に会えると、ちょっと得した気分になりますね。

余談ですが、実はブリュッセルには小便少女もいます。こんな感じ。ちゃんと女の子スタイルですね。

小便少女

小便小僧(Manneken-Pis)

小便少女(Jeanneke Pis)

ベルギー王室御用達のチョコレートをお土産に

ベルギーと言ったらチョコレート。日本でもいろいろなベルギーのショコラティエのチョコが売られていますね。ブリュッセルのグランプラス周辺は、有名ショコラティエがたくさんあり、チョコレート好きにも嬉しい場所です。

ベルギーチョコ

しかも私が訪れたのはちょうどヴァレンタインデー直前。各ショコラティエが、普段に増して魅力的にアピールをしてきます。前回の訪問時に、ショコラティエ巡りをテーマにして何軒も回ったので、今回は1ヵ所のみで買うことにしました。

これだけ近くにあると、どこで買おうか本当に迷いますね。結局最終的に行ったのは、現在日本には店舗がないNeuhaus(ノイハウス)。以前は日本でも手に入りましたが、現在は撤退したようです。

こちらのショコラティエのスペシャリテは、プラリネ。実は、このノイハウスがプラリネの生みの親なんだそうです。美味しいはずです。

他のチョコも、どれを選んでも外れはないでしょう。たくさんありすぎて選べないので、店員さんに相談すると、ひとつひとつ丁寧に説明してくれました。自分のお気に入りも教えてくれたり。プレゼントなのか自分用なのかも伝えると、それに合わせて選んでくれたりもするそうです。私は自分で選びたかったので、お任せにはしませんでした。

前回のショコラティエ巡りについても、いずれご紹介したいと思います。

Neuhaus
www.neuhauschocolates.com/fr/

この後、ブリュッセル中央駅からナミュールへ向かいます。中央駅はグランプラスからすぐ近くのところにあります。ブリュッセル中央から電車で別の街に行くときも、少し散策できるのが嬉しいですね。

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