和空下寺町
日本旅行

[大阪] 約80のお寺が密集する天王寺で宿坊体験-和空・下寺町 <2>

2017年の大阪・天王寺での宿坊体験の続きです。精進料理を頂いたあとは、写仏です。

前半の記事はこちら


全体のスケジュールはこんな感じです。

1日目

黒門市場へ寄り道してランチ
チェックイン
付近を散策
夕食
写仏(写経も選択可)←この記事はここから
外出してバーで一杯
就寝

2日目

朝のお勤め
朝食
チェックアウト
四天王寺参拝
午後から仕事へ直行


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初めての写仏体験

気分が沈んだ時などに、リフレッシュのため写経をすることはありますが、写仏は初めての体験でした。

写仏(しゃぶつ)とは

写経は誰もがご存じかと思います。写経ではお経を書き写しますが、写仏は仏様の絵を描き写します。願いを込めて描くことで、功徳を頂くのだそうです。写経と同じく、無心になれます。祈願の意味もありますが、精神統一などにも効果があるのではないかと思います。

写仏・写経の前のお経

毎日ではないようですが、写仏・写経の前にお坊さんがお経を上げてくださいます。この日も浄土真宗のお坊さんが来られていました。ところが、写仏・写経の参加者はまさかの私一人。宿泊客は他にも大勢いたのですが、みなさんお出かけされたようです。やさしいスタッフの方が、一緒に参加して下さいましたが、お坊さん独り占めという贅沢な状況でした。

余談ですが、浄土真宗では僧侶の剃髪は自由なのですね。時々髪のあるお坊さんを見かけることはありましたが、そういうことだったのだと初めて知りました。

愛染明王の写仏

こちらでの写仏は、愛染明王を描きます。愛染明王が印刷されたはがきサイズの台紙と、同じくはがきサイズの書道紙、そして赤色の筆ペンがセットになったものが用意されています。その台紙と書道紙を重ね、筆ペンで上から絵をなぞっていきます。台紙に描かれた絵は、結構細かいので集中力が必要です。

一緒に写仏も体験してくれた宿のスタッフさんと、出来上がった絵を比べると、全く違った雰囲気。性格とかその時の心理状態によるのでしょうか。同じ下絵をなぞっただけなのに、ここにも個性が出るのは面白いですね。

写経の方は、墨をするところから始めるようです。また機会があったら、次は写経をしてみようと思います。

愛染明王

宿を抜けて夜の大阪へ

写仏の後、今回の宿泊体験の機会を下さった素敵な女性と、夜の空き時間にお会いする約束をしていました。

大阪の方が夜をどの辺りで過ごすのか、実は全く知りませんが、この日はセントレジス大阪へ連れて行ってくださいました。車で10分ちょっとの距離で、タクシーに乗っても1500円程度でしょうか。地下鉄なら3駅。

宿の近辺にはバーなどはなさそうですが、夜気分転換に出かけたくなっても、このくらいの距離なら気軽に出かけられますね。もちろん、普段とは違う過ごし方にしたいなら、宿で何もせずにゆっくり過ごすのもありです。

セントレジスのバーは、12階にあります。桃山時代をイメージしたインテリアデザインで全体的に青みがかった空間は、ゆっくりお酒を飲みながら話すのにはぴったりです。バーへ行く習慣はあまりない方ですが、時々はこんなところに来てゆったり過ごすのもいいですね。

和空とはまた違った、非日常の時間でした。

セントレジスバー

大阪市中央区本町3丁目6-12 セントレジスホテル大阪12階
http://www.stregisosaka.co.jp/bar

セントレジス大阪

朝食前に愛染堂で朝のお勤め

翌朝は、朝食ではなくお勤めから始まります。6時半頃にロビーに集合して、皆で愛染堂まで歩きます。

愛染堂の参拝時間は9時からのため、一般の方は早朝には中へ入れません。静まりかえった朝の境内、それだけでも背筋がピンとなります。

住職がお経を上げている間、後ろに並んで座っています。お経は何となく歌のようだったり、護摩木を焚いたり散華を撒いたりというダイナミックな「演出」もあり。言い方が変かもしれませんがショーを見ているようでした。以前に京都の西本願寺のお勤めに参加したことがありますが、それとは全く別物のようです。

最後にお焼香をして、御淨米とお勤めに使った散華を頂いて終了。御淨米は、祈祷されたお米で、ご飯を炊く時に一緒に入れて頂くとご利益があるのだそうです。その後、住職が境内の案内もしてくださいました。

ところで、散華について。見たことはあったけど知らなかったので、こちらにも引用しておきます。下の画像にも少し写っている、緑・紫・白の紙です。

散華(さんげ)とは、華(花)を散布すること。

仏や菩薩が来迎した際に、讃嘆するために大衆や天部の神により華を降らしたという故事にちなんで行われる。

元来、蓮などの生花が使われていたが、現在は蓮の形を模った色紙で代用することが多い。その形から分かるように蓮華を模っている。

引用元:「散華」– Wikipedia

愛染堂については、前半の記事をご覧下さい。

朝のお勤め

お粥の朝食

お勤めで清らかな気分になった後は、そろそろお腹も空いてくる時間です。朝食は、昨晩と同じ大広間でお粥を頂きます。

愛染堂までの道中のお散歩と朝のお勤めで、体も心もスッキリ目覚めた後に頂くお粥はまた格別でした。お腹いっぱい頂いて、チェックアウトの準備です。

お粥はやはり消化もいいのでしょう。普段朝はガッツリ食べる私、この後すぐにまたお腹が空いてきたのは、言うまでもありません。

朝粥

チェックアウト後、四天王寺経由で京都へ

チェックアウト後、仕事へ行くまでに少しだけ時間があったので、四天王寺へも出かけてみました。和空からゆっくり歩いて15分くらいの距離にあります。

四天王寺は、593年に聖徳太子により建立された歴史あるお寺。愛染堂とは対照的に、とても広大な敷地です。総面積は3万3千坪で、甲子園球場の3倍もの広さだそうです。

時間の都合で内部は拝観していませんが、外から建物を見て回るだけでも十分興味深いものです。

拝観時間は、8:30〜16:30(冬季は16:00)。お堂などはこの時間しか拝観できませんが、境内はなんと24時間開いているそう。暗くなってからはアレですが、早朝や夕暮れ時に訪れてみるのもいいかもしれませんね。

四天王寺

大阪市天王寺区四天王寺1-11-18
http://shitennoji.movo.jp/

四天王寺

さて、充実の1日半も終わり、私はこの後JR天王寺駅から大阪駅経由で京都へ。そのまま仕事に行きました。

和空 下寺町

大阪市天王寺区下寺町2丁目5-12
最寄り駅:地下鉄谷町線・四天王寺前夕陽ヶ丘駅/地下鉄堺筋線・恵美須町駅
http://waqoo-shitadera.com/

この記事は、訪問時の情報を掲載しています。変更になっている部分もあるかもしれませんが、ご了承ください。

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